ながおファーム

秋田在住専業農家の日記です。

海老澤史誌 「鷹の羽史考」を読む

 


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著者  鷲谷良一氏

発行  昭和43年 

この本は私が住む海老沢村の歴史を書いた本です。

海老沢村は、約400年前の江戸初期(元和時代)真崎堰の水路開発を基とした新田開発によって出来た村です。

八郎潟湖東部の荒涼たる野谷地に生命の続く限りを尽くし、朝には星を戴き、夕べに月影を踏みながら、筆絶にあらわす事の出来ないほどの苦難と戦い新田開発に尽力を注入して海老沢を創立した… 」との著者のはしがきのとおり、わが村の先祖の苦難の歴史を知ることができました。

以下に目次を紹介します。

1,海老沢移住前の先祖について

  五所処野家系請書

2,先祖海老沢移住と真崎堰開発について

  嘉蔵翁覚書

3,真崎堰開発と新田開発

4,海老沢村創立について

  鎮守神明社の由来について

  海老沢村村名の由来について

5,真崎堰と海老沢の流転について

  北川村支郷としての海老沢村

  真崎堰の流転

  村の自治と生活の歩みについて

  村の創立以来の飢饉について

6,北川尻村の紛争について

7,鷲谷苗字の由来について

8,村の諸行事や講中について

9,村に於ける教育と学問について

10,幕末期における海老沢村について

11,北川尻村分村運動について

12,各家系諸覚え書き

   開村記念講由緒書き

年表

あとがき

以上

 

 

今日の散歩コース

三倉鼻公園を散策しました  歩数6,199歩

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 冬の八郎湖を望む

 「たびころも身に寒風の山近く みゆるなぎさの氷る水海」菅江真澄 享和元年(1801年)11月12日

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夫殿(おとど)の洞窟

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夫殿の洞窟の解説版

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正岡子規句碑

 「秋高う入海晴れて鶴一羽」明治26年(1893年)子規27才 子規の足跡北限の地

 

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八郎潟干拓採石場 

 一つの山を切り崩して八郎潟干拓に埋め立てられた採石場の跡地

 ドーム型の採石場から今も採石している 良質な石材なんですね。

 

 

 

自家製味噌に初挑戦

  減反に植えた大豆(品種リュウホウ)を収穫し、自家製味噌を仕込みました。

  材料

  1. 大豆(リュウホウ)   3㎏
  2. 麹          8㎏
  3. 伯方の塩       2㎏
  4. 大豆の煮汁(たね汁)   1,000CC

  10か月後が楽しみです。

*1:煮豆をミキシング

県立博物館の秋田の石っころ展へ行ってきました

 

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 秋田の石っころのPFと男鹿の海岸で採集した石

去年、男鹿の海岸で拾ったグリーンタフも展示されていました。

地球の歴史のヒントとなるいろいろな石が秋田県内各地にあることがわかりました。

石っころを拾いながら、46億年の地球の歴史を想像しました。